茨城県は、関東の就職状況の中ではどんな状況でしょうか。茨城労働局の調査によると、平成22年現在県内の雇用情勢は「厳しい状況下にあるものの、ゆるやかに持ち直しの動きが見られる」という状態だそうです。有効求職者数が高水準を保ち、新規求人数は前年同月比で9ヶ月連続で増加しており、新規求人倍率も改善の動きが見られます。
関東の就職状況の中では明るい兆しも見えそうな茨城県ですが、平成21年6月から「いばらき就職・生活総合支援センター」を開設しました。就職支援及び生活支援等の総合相談窓口です。ここでは新たに生活支援が開設されました。国・市町村など関係機関との連携・調整を行いながら、住宅や各種融資及び福祉制度などに関する相談・支援業務を行います。
また茨城県にはジョブカフェが6箇所設置されています。その中で「子育てママ再就職支援事業」に取り組み、働きたいと希望する女性の茨城・関東の就職を支援しています。ジョブカフェのスタッフが相談・職業紹介をします。この制度では再就職のために受けた職業訓練の費用の半分を茨城県が補助しています。(上限10万円)
緩やかに持ち直し・茨城県、関東の就職状況
千葉県による関東の就職の支援
千葉県の雇用情勢を見てみますと、平成22年の有効求人倍率は0.44倍となり、前年を0.02ポイント下回りました。同年の有効求人は前年に比べ1.9%増加し、有効求職者は4.4%増加となりました。
新卒者の就職環境はとりわけ厳しい状況です。千葉県の「新卒応援ハローワーク」は千葉市と船橋市にあり、新卒者の千葉や関東の就職を支援しています。
千葉労働局雇用均等質では、パートタイム労働者やパートで就労を希望する方を対象に「パートタイム労働個別相談会」を開いて、パートタイムの千葉県や関東の就職に貢献しています。千葉県では平成17年3月から「千葉県ひとり親家庭等ふれあいサポートプラン」を実施して、保育所や公営住宅の優先的入所や就業相談、職業紹介などを行って、一人親の千葉や関東の就職等を支援しています。この度必要な見直しを行い第2期計画を策定しました。また平成22年に「千葉県求職者総合支援センター」を設立しました。これは離職者の生活安定と再就職の支援を目的とするものです。
ヤングキャリアセンター埼玉の関東就職支援
埼玉の就職や雇用の状況や対策を、関東の就職状況と比較して見てみます。ヤングキャリアセンター埼玉では39歳以下の(学生を含む)方向けのワンストップセンターです。埼玉県が関係機関と連携して設置したものです。様々な埼玉・関東の就職支援を行います。
大学生インターンシップ推進事業」を始めました。また、「若年者トライアル雇用」という制度があります。これは40歳未満の方を対象にしたもので、企業に短期間(原則3ヶ月間)雇用される制度です。その間賃金も受け取れます。希望する職が本当に自分に向いているか不安に感じている方には安心の制度です。トライアル雇用期間中の努力しだいでは、そのまま正規雇用される場合もあります。この制度を利用した人の中で8割の方が正規雇用されています。企業側も、トライアルで雇用すると、1人当たり月額4万円の奨励金が支給されます。(3ヶ月まで)
ヤングキャリアセンター埼玉では6人のキャリアカウンセラーが常駐し、埼玉・関東の就職をサポートしていきます。
関東の就職状況について考える
全国的に就職の難しい状況ですが、関東の就職について考えてみようと思います。就職状況の厳しい昨今ですが、首都圏に関しては地方と比較した場合、求人の数自体が多かったり、賃金においても、物価の違いもあり若干高めの傾向にあるようにも思えます。視野を広げてみて、関東の就職状況はどうなっているのでしょうか。
労働力調査によると、全国10地域別の雇用状況を見た場合完全失業率が低く、かつ雇用者割合が高い地域は南関東・東海・北陸なのだそうです。(平成19年調べ)雇用者数の増加率が上がっているのも南関東、近畿です。平成22年の総務省の地域別経済状況報告の中で、関東は総括判断として「雇用情勢等に厳しい状況が残るものの、総じてみれば持ち直している」と判断、前回よりも上向き、という報告でした。県別に見ると、栃木・千葉は「さらに進展」東京。神奈川・埼玉は「進展」となっています。
茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川県、東京都の1都6県それぞれや、南関東・北関東に分けた場合など、色々な角度から関東の就職について迫ってみたいと思います。